こなたび〜世界一周準備篇〜

札幌在住30歳。2018年春から世界一周へ行ってきます!準備中の様子や日々のアレコレ。

気仙沼フェニックスフェスに参加して

気仙沼へ行ってきました。

バッティングセンターで行われているフェス、フェニックスフェスへ行くために。

 

気仙沼。「正直遠いよー」「行きたいけど移動日も仕事休まないと行けない…」「結構お金もかかる…」って理由で行けなかったひとたくさんいるだろうな。なんせ去年の自分がそうだったから。仙台から更にバスで3時間、気仙沼の駅から車で15分。去年は仙台までのLCCもなかったし、【平日社畜・土日旅人】のわたしにとってはかなりハードル高かった。

 

2018年の4月から世界一周に出ようって決めてたから、もし出発前にあるなら絶対行こうって決めてて。3月にやるよって発表されたときはうれしかったな。

 

 

バッティングセンターでDJのフェスが始まった理由、もし知らないひとがいたら大谷さんのブログ読んでほしい。2015年のだけど、今と言ってること変わんないよね。想いとかも全くブレてないと思うので。

 

blogs.yahoo.co.jp

 

 そんでこの記事読んで超泣けたなあ。

 

rainbow.nttdocomo.co.jp

 

 

震災の日、わたしは仕事がお休みで家にいた。妹とDVDみてて。札幌にいても結構揺れて、これはただごとじゃないぞってなってすぐテレビつけた。最初はそんなに大変って思ってなくて、ちょっとニュース見たあとDVDの続き見始めたんだけど、終わった頃もう一度ニュース見たらもう大変なことになってた。

 

 

毎日行方不明者とか亡くなったひとの数が増えてって怖かった。

それでも自分の日常は続いてて、震災の影響で遅れて一気に届いた商品の品出ししたり、マネキンに服着せたりしてた。そのとき服屋さんだったからね。

だんだん同じ国の出来事って感じがしなくなってった。

なんもできない罪悪感も日に日に薄くなって、ちょっとの募金をしてそれでおわり。ってなってた気もする。

たった7年前なのに、わたしは自分の生活で精一杯で、作り笑顔で、何も感じないように、何も見ないように、ボランティアなんて頭にもなくて、何かしたいってもやもやすることもなく生きてた。

 

 

なんかさ、当事者でもない自分が語ることはなんとなくいやらしいんじゃないかって思いがほんとにちょびっとだけあって。

実際に大切なひとを亡くしてしまったひとたちはどう思うんだろうとか、キレイごとばっかり並べてもしょうがないとか、自分の中で言い訳をしてたのね。誰かに対してじゃなくて、自分に。

 

 

バカみたいだよね。

あとちょっと違ってたら、何かしようって必死にもがいてるひとたちのことをわかったような顔で「不謹慎だ」って言うようなひとに自分もなってたのかもな。動いてるひとを平気で批判してたのかもしれない。批判は、自己防衛だったりするんだよね。だから批判するひとの気持ちもわかる。でも絶対そうはなりたくない。

 

 

今回、気仙沼に行ってよかった。

フェス自体は本当にたのしくてハッピーで、みんなたのしもうって思って積極的に参加してる感じがしたから。

わたしは前のめりなひとがすき。

昔、なんとなく斜に構えちゃう自分がいて、前のめりになれなくて、そうなってスベるのが怖かったのかなあ。スベった方が素敵だよ、たのしいよって今なら思うんだよ。

 

どの出演者のときも寒い中外でたのしんでたお客さんも、来てくれたひとをおもてなししてくれた地元の方も、遠くから来てみんなと交流してたひとも、みんな積極的で前のめりだった。もちろん出演者の方々もみんなすごかった。

 

 

わたしはパフォーマーとして参加させてもらった。

パフォーマーって言ってもわたしはダンスができるわけじゃなくて、ただただDJダイノジジャイアンナイトがすきで、そこに来るお客さんがすきなだけ。

でも、毎回自分が一番たのしんでるなあって思いながらやってて、みんなが超いい顔で踊ってるの見れる位置にいさせてもらえて、本当にしあわせなんだよ。

わたしは「踊れなくてもこんなに笑顔でたのしんじゃっていいんだぞ!遠慮なんてしなくていいんだぞ!」って伝える役だと思ってる。

 

 

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 たのしそうでしょ。

めちゃくちゃたのしいんだ。

 

 

 

 

忘れないこと、実際に行くこと。

口に出すのは簡単だけど、自分に余裕がなかったら簡単に忘れちゃうこと。

気仙沼のひとたちの、「来てくれてありがとう」が本当にうれしかった。

 

 

また来年も行くね。

 

行きたくなる理由を作ってくれた大谷さん、千葉さん、ありがとうございました。

 

 

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来年は行きたいなって思ってくれた方

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ちなみに「太ったからきついです」という訴えを完全無視して大谷さんにSサイズのパーカー着させられて過ごしてました。ジャンプのたびに腹が見えてるのでは、、、と気が気じゃなかったのはここだけの話。